ノミの駆除・対策について
■主要種の特徴
ノミ | |
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写真 | |
体長 | 1.5mm〜3.5mm |
特長 | ネコ、イヌ、ネズミにも見出される。 淡褐色もしくは黒褐色。 ノミの駆除はもちろん その寄生主であるネコ等も対処 しなければならない場合もある。 鳥獣が発する二酸化炭素に反応する。 かまれると痒さがしつこく残り数日間続く。 数日後にかくと痒さがぶり返すのも特徴である。 ※写真は 成虫 |
生息場所 | 幼虫の発生場所は、じゅうたんの下、畳の下、床下などである。 |
備考 | 幼虫期間は1〜2週間程度で、3齢を経て蛹となる。成虫期間は2〜4週間程度。 1日20〜50個の卵を産む。 |
■ノミの駆除・対策のポイント
ノミの種類は大変多いのですが、吸血するノミの数はそれほど多くありません。
成虫は雄雌ともに吸血します。猫などが近くに頻繁に来ていて、被害にあう場合が多いようです。
近くにゴミなどがあれば、それを取り除き、猫などを来なくするようにすることが大事です。
被害がある場合は、畳、カーペットなどを掃除機でゴミを丁寧に吸い取ってください。
その後スミスリン粉剤「ES」やパウダースルーを畳下、部屋の隅、畳の継ぎ目、押し入れの隅に散布するのが効果的です。
また直接駆除する場合はエアゾールのフマキラーFK−2001、エアローチPをお勧めします。
■ノミの被害
成虫は雄雌ともに吸血します。
また疾病の媒介者としても有名です。
■ノミの生態
幼虫は糞などの有機物を食べて成長します。
成虫が吸血する動物はノミの種類により、ヒトノミ、ネコノミ、イヌノミなどと呼ばれますが、ネコノミ、イヌノミでも人から吸血します。